Quantcast
Channel: 河内の銘太鼓台
Viewing all 192 articles
Browse latest View live

平成28年 八田荘だんじり祭 ~新道パレード~

$
0
0

イメージ 1



久世地区の後は八田荘の新道パレードに行って参りました。


八田荘には2年連続で来ており、昨年はもう一つの大池パレードを見ました。
各地なかなか勢いもありおもしろかったです。




イメージ 2

まずは南之町。
安定感のあるやりまわしでした。



イメージ 3




イメージ 4

続いて東堀上。
今年、忠岡の道之町から地車を購入し入魂式を行ったばかりです。
腰回り、見送り以外は新調したので真新しく見えますねぇ~。



イメージ 5

続いて毛穴町。



イメージ 6

おぉ!!地車と目があった!!ヤバい!



イメージ 7

しかし上手く取り戻して行きました。
・・・勢いありました!!



イメージ 8

八田北町。



イメージ 9

平岡町。
この地車も今年の9月に大修理入魂式を行っています。



イメージ 10

家原寺町。



イメージ 11




イメージ 12

キリン堂前でのS字。



イメージ 13




イメージ 14




イメージ 15

えぇ勢いしてました~!



イメージ 16

堀上町。



イメージ 17

八田寺町。



イメージ 21





イメージ 22





イメージ 23





イメージ 24


皆さん楽しそうですね~。



イメージ 18


一方、メインと離れた道路では落ち着いた雰囲気でした。



イメージ 19


毛穴の衣装は黒足袋に白パッチ。
・・・いいアクセントですねぇ~。


毛穴が来年新調するということでますます盛り上がっていくことでしょう…

途中、ヒヤッとする場面もありましたがこれからも安全に曳行してほしいですね。


ここまで見て次の目的地へ移動することにしました。

イメージ 20



平成28年 深井だんじり祭 ~八町連合パレード~

$
0
0

イメージ 1



10月1日(土)最後に行ったのは深井のだんじり祭で、以前から行きたいと思っておりこの日のメインでした。

駅付近にて行われる八町連合パレードから中深井の交差点に移動しました。

まずは駅付近にて行われたセレモニーの様子からご覧下さい!




イメージ 2

午後7時をめどに各町駅付近へ集まってきました。
この日は10月とは思えないぐらい暑かったですが、日が暮れる早さには秋を感じました。



イメージ 3

中町西と深井北町。



イメージ 4

こちらは畑山。



イメージ 5

続いて中町。



イメージ 6

提灯の明かりに照らされる彫物もいいですねぇ~、趣がありますね。



イメージ 7




イメージ 8

クラッカーでセレモニー終了、ここからいよいよパレードです。



イメージ 9

まずは年番町の水池町。
・・・めちゃめちゃ勢いありました!!これが見たかった!!!



イメージ 10

続いて澤町。



イメージ 11

清水町。



イメージ 12

深井中町。



イメージ 13

深井北町。



イメージ 14

深井東町。



イメージ 15

中町西。



イメージ 16

続いて駅前にて清水町。



イメージ 17

深井中町。



イメージ 18

八町連合パレードが終わりまして、各町小屋へ帰って行きます。
・・・っとその前に中深井交差点で見物
まずは深井北町。



イメージ 19

折り返してもう1発。
ここで深井北町は帰って行きました。



イメージ 20

次は中町。



イメージ 21

勢いありました~!



イメージ 22

続いて中町西。



イメージ 23

えぇ勢いしてました、中町西も帰って行きました。
・・・深井のやりまわしは安定感がありますわ…



イメージ 24

この日ラスト中町のやりまわし。



イメージ 25

綺麗に決まりました!



イメージ 26





イメージ 27

地元へ帰って来ました。



イメージ 28

・・・最後は小屋前でぶん回し!



イメージ 29

これにてこの日の曳行は終了しました。



上だんじりが数多く残る中で勢いのあるやりまわしを見ることができて良かったです。
・・・良いものが見れました。


さて今週末は泉州、河内一帯でも秋祭りが行われますよ~。

皆さん、有意義にお過ごし下さい。

イメージ 30


10月8~9日

$
0
0
10月8~9日八尾市上之島、横小路、善根寺と三ヶ所の秋祭りに行ってきました。

いずれも友達と行ったり参加したりなのでスマホでの写真です。


ではダイジェストでご紹介します。



【8日(土)】

イメージ 1

まずは上之島。
御野縣主神社の秋祭りで上之島と上尾の2台の太鼓台が巡行します。



イメージ 2

初めて見るとこで、宮さんの前で休憩中でした。
御野縣主神社・・・ミノアガタヌシジンジャと読みます…



イメージ 3

彫物は・・・ヒラキ?
なかなか良い彫物が入ってました。



イメージ 4

続いて横小路。
小さい頃はよく来てましたが、最近は行けてなく何年か振りの横小路です。


イメージ 16


あまり知られていませんが、めっちゃええ太鼓なんです!!
淡路型に分類されるんでしょうが、下地車のような細かい枡組があり雲板+隅木という他に類を見ない太鼓台です。

提灯で狭間全体の写真は撮れませんでしたが、堺型のようで堺型でない…貝塚型でもない…



イメージ 5

欄干、縁葛は黒檀、勾欄合はケヤキと白黒のコントラストが良いですね。



イメージ 6

このごっついコブシ・・・。
んんっ、地車に多いような気がする…
泉州の大工・・・?大音とか・・・?



イメージ 7

さて、熱くなってしまいましたがここで宮入。



イメージ 8

まずは中太鼓。
こちらは地元の大工さんで制作されました。



イメージ 9




イメージ 10

綺麗に担いでいました。



イメージ 11

続いて小太鼓。 
こちらも地元の大工の作。



イメージ 12

サセ~、元気のある宮入でした。
いくら太鼓が小さくても元気があれば見ていて楽しいです。



イメージ 13

続いて大太鼓・・・でかい!!!



イメージ 14




イメージ 15

最後のしゃくり。
久しぶりの横小路、よかったです。



【9日(日)】

イメージ 17

続いて善根寺。
先ほどの横小路は東大阪の南端、善根寺は東大阪の北端です。




イメージ 18

地車改修一年目の秋祭りです。



イメージ 19

続いて太鼓台。
今年は勢いありましたねぇ、なかなかよかったですわ。



イメージ 22





イメージ 20




イメージ 21

これにて8~9日は祭見物は終了。

今週末は枚岡神社の秋郷祭です!!

10月13~14日

$
0
0
10月13~14日東大阪市旧河澄家にて行われている祭礼展、枚岡神社秋郷祭、東六郷パレード、そして今年初めて開催された北英田地区六ヵ村パレードといろいろ見てきました。



【13日(金)】

イメージ 1

まずは旧河澄家にて行われている祭礼展から。
上地車、下地車、太鼓台、いろんなミニチュアが展示されています。
・・・ケースに入っているので綺麗に写真が撮れない…



イメージ 2

他にはこんなのも。



イメージ 3

ずらっと枚岡から石切までのミニチュア太鼓台が並びます。
泉州のミニチュアと違うのは自分で作るか、業者に作ってもらうかということ。
コレクターの方がたくさん出展されてました。



イメージ 4

隙間なくきちっと作られています。
・・・なお祭礼展は次の日曜日、23日まで開かれております。



イメージ 5

はい、続いて枚岡神社秋郷祭。



イメージ 6

珍しい光景も見ることができました。
・・・また後日詳しくアップします。



【14日(土)】

イメージ 7

この日は東六郷パレードに行きました。
まずは川田と加納の手打ち。
加納、川田の他に中新開、吉原、古箕輪、今米が集結しました。



イメージ 8

古箕輪の地車。
何年か振りに見ますが、いつ見てもごっついですわぁ…
同期の友達も頑張ってました。



イメージ 9

今米の太鼓台が出発します。



イメージ 10

地車の中にもふとん太鼓!!
・・・他とは違う存在感ですわ。



イメージ 11

続いて吉原。



イメージ 12

中新開。
ここにも同期が参加しています。



イメージ 13

中新開の地車、よく見るとえぇ地車でした!



イメージ 14

続いて北英田地区六ヵ村パレード。
艮、下島、島之内、松原、古水走、町水走の計6台の地車、太鼓台が集結しました



イメージ 15

町水走の太鼓台。
・・・ここにも同期の友達が参加しています。



イメージ 16

最後に艮太鼓台。

近所ばかりでしたが、どの地区も見応えありました。

今週末は石切、津原、池島、梶無です!

平成28年 枚岡神社秋郷祭

$
0
0
10月14日15日に行われた枚岡神社秋郷祭

今年は15日が土曜日だった為、例年より人出が多かったような…

今年は両日行きましたが、見るポイントもばらばらですし見れていない地区もありますが、ご了承下さい。



【14日(金)】

イメージ 1

午前中、町内を巡行中の出雲井鳥居。
小太鼓とは別行動です。



イメージ 2

そして午後。
僕が行った時には全ての地区が一の鳥居を入った後でした・・・。



イメージ 3

喜里川。



イメージ 4

喜里川の小太鼓。



イメージ 5

続いて五條。



イメージ 6

小太鼓。



イメージ 7

続いて客坊。



イメージ 8

小太鼓。
・・・4月の春祭りに出てましたね。



イメージ 9

続いて河内。



イメージ 10

小太鼓。
どちらも姫路の毛利工務店の制作、ごっつい!!



イメージ 11

最後は四條。



イメージ 12

棚林。
世にも珍しい植山製の太鼓。



イメージ 13

東小路。
棚林に並んで四條でも歴史のある小太鼓です。



イメージ 14

末広。
東小路も末広と同じく玉輝工房にて制作されました。



イメージ 15

瓢箪山。



イメージ 16

親友会の地車。
・・・宮入はしません。



イメージ 17

枚岡神社にて客坊の宮入。



イメージ 18

今年は両日とも晴れて良かったですね。



イメージ 19

日は暮れて中垣。
・・・まずは宝箱。



イメージ 20

豊浦。



イメージ 21

喜里川。



イメージ 22

喜里川のサセ。
安定感がありますねぇ、綺麗です!



イメージ 23

中垣が終わると宮出。
宮出が終わると各地区地元へ帰ります。
・・・瓢箪山の小太鼓、南側の商店街での担ぎ合い。



イメージ 24

その後は毎年恒例、河内と四條の2町合同担ぎ合い。



【15日(土)】

イメージ 25

お昼頃、五差路の手前で松原の地車を発見!
松原は枚岡神社の氏子ですが、宮入は行いません。



イメージ 26

その後、宝箱太鼓台と顔合わせ。
宝箱の太鼓台は後ろ上げてお辞儀しており、その前を松原の地車が通ります。
・・・初めて見ました、感無量!!



イメージ 27

時は過ぎて午後6時頃。
親友会の地車が瓢箪山まで降りてきました。
枚岡病院まで行ってUターンして来ます。



イメージ 28

午後11時半頃、宮出を終えた四條が南側の商店街で担ぎ合い。



イメージ 29

一方、北側の商店街では河内も担ぎ合いの最中。
・・・河内、良く担いでましたわ…



イメージ 30

四條も負けじと担ぎますが、何度かヒヤッとする場面がありました。



イメージ 31

午前1時頃、四條が最後大池公園での担ぎ合い。
まずは青年団VS青年団。



イメージ 32

第2ラウンドは青年団VS若中。



イメージ 33

良く担ぎます、ほんまにすごいですわ。



イメージ 34

まだまだ続きましたがここで帰宅することにしました。



大池まで上がったんなんか何十年振りでしょうか・・・。

今年はすごく充実した枚岡神社の秋郷祭でした。

池島、梶無秋季大祭

$
0
0
10月22日23日と池島、梶無の秋祭りに行ってきました。

今年は池島4町と梶無3町による担ぎ合いが行われるということで、行って参りました。

池島は最終日、梶無が初日でしたが今年は土曜日が被ったので昼間に見ることが出来ました。



【22日(土)】

イメージ 1

手前から順に櫻井、下六、橋詰、本町。



イメージ 2

こちらは本町の太鼓台。
以前からじっくり見たい太鼓台でした。



イメージ 3

勾欄合の忠臣蔵。
開正藤による良い彫物が入ってました。



イメージ 4

すると池島神社のほうから太鼓の音が聞こえてきました。
乾の後ろには巽の太鼓台が待機していました。



イメージ 5

乾町。



イメージ 6

乾の太鼓台が合流します。



イメージ 7

続いて上六。



イメージ 8

こちらは小太鼓。



【23日(日)】

イメージ 9

2日連続梶無の秋祭り。
まずは下六の小太鼓。



イメージ 10

続いて上六の小太鼓。



イメージ 11

最後は櫻井の小太鼓。



イメージ 12

宮入1番は下六。
・・・サセの技術はダントツですわ。



イメージ 13




イメージ 14

中学の時の校長が下六の人でしょーもないことをした時、よく家に来てました。
会っても覚えてるんやろか…



イメージ 15

宮入2番は上六。



イメージ 16





イメージ 17

鳥居前でのサセ。
・・・上六は歩きません。



イメージ 18

最後は櫻井。



イメージ 19

櫻井も綺麗ですねぇ~。



イメージ 20

宮入まで見て帰ることにしました。


縄手南小学校50周年記念 櫻井太鼓台巡行

$
0
0
10月29日(土)

朝から縄手南小学校50周年記念として、櫻井の太鼓台が出場しました。

梶無3地区とも声をかけたみたいですが櫻井のみが参加しました。



イメージ 1

おや、先週も会ったね、櫻井の太鼓台!



イメージ 2

学校の敷地内で担ぎます。
ギャラリーは僕と数人ちらほらという感じ…



イメージ 3

まぁ、土曜日ですからね…
ここで僕は小学校を後にすることにしました。






・・・っと、物足りないと思ったそこのあなた!!

安心してください、まだ続きます。笑

今回は櫻井の太鼓台をご紹介します。


イメージ 4

▲櫻井の太鼓台は大昔に奈良県の吉野から購入した太鼓台です。

特徴としては狭間と虹梁が一体になっているという事。
僕が知っている限り恩智、教興寺もこのようなタイプです。

共通して言えることは奈良方面から購入しているという事。
櫻井は吉野、恩智と教興寺は大和郡山市から購入しています。

なので、奈良方面の太鼓台は狭間と虹梁が一体化しているタイプが多かったのかもしれません。

河内の地太鼓と呼ばれている四條や下六は狭間と虹梁は別々です。



イメージ 5

▲続いて欄干、土呂台部分。
欄干は一枚板で下六もこのようなタイプです。

・・・ちなみに先ほどの恩智と教興寺のお話。
幕末期、大和郡山市にある小泉神社に宮入していた数台の太鼓台のうち、1台が恩智に、もう1台を教興寺を譲り受けたそうです。

恩智も教興寺も新調の噂がありますが、どないなんでしょうか…



イメージ 6

▲さて、櫻井の話に戻りまして欄干のお話です。
一枚板の欄干には雄太には珍しく、合戦物や退治物が入ります。
・・・写真は加藤清正虎退治。

梶無には一枚板タイプが多いですが、石切には跳ね勾欄が多いですよね。
現在でも芝と辻子は跳ね勾欄です、あと芦原濱。



イメージ 7

▲木鼻の獅子はぺろっと舌を出しています。
このような木鼻はちょこちょこ見ますね


・・・あと、ひと昔前までは太鼓台に滑車が付いており、吉野時代に鳥居をくぐる為に滑車が付いていたそうです。

貝塚型かっ!てね。笑


最後はちょっとレアな写真でお別れです


櫻井のT君、写真提供おおきにですっ。

イメージ 8


地車in大阪城 2016

$
0
0

イメージ 1




今年も “地車in大阪城” が行われました。

・・・今年は大阪市城東区、生野区、福島区、平野区、東住吉区、西淀川区、旭区、鶴見区、都島区、東大阪市、大東市、守口市、門真市、堺市から計31台の地車が集結しました。

このイベントが終わると年末やなぁ~と感じます。



イメージ 2

大阪城をバックに地車。



イメージ 3

城東区鴫野南之町。



イメージ 4

城東区中浜。



イメージ 5

東大阪市岸田堂。



イメージ 6

生野区中川。



イメージ 7

城東区天王田。



イメージ 8

城東区鴫野東之町。



イメージ 9

旭区赤川。



イメージ 10

西淀川区野里東之町。



イメージ 11

東大阪市川田。



イメージ 12

鶴見区今津。



イメージ 13

大東市御領。
・・・今年に新調され大阪城では初北河内型となります!



イメージ 14

城東区永田。



イメージ 15

城東区鴫野西之町。



イメージ 16

門真市下馬伏。



イメージ 17

守口市南寺方。
この地車も今年新調されました、ごっついですねぇ~。



イメージ 18

東大阪市岩田。



イメージ 19

平野区西脇組。



イメージ 20

東住吉区育和。



イメージ 21

堺市宮山。
泉州から参加するのは宮山が初めてですね。



イメージ 22





イメージ 23

福島区海老江西之町。



イメージ 24

城東区鴫野中之町。



イメージ 25

ここからは各町パフォーマンスです。
まずは東大阪市大蓮と城東区諏訪による2町合同曳行です。



イメージ 26

迫力ありました!!



イメージ 27

大東市灰塚。
北河内からの参加も多いです。



イメージ 28

生野区岡、城東区今福北之町、鴫野南之町、西脇、灰塚による手打ち。



イメージ 29

生野区片江、大東市西諸福の並走。



イメージ 30

左から都島区内代、天王田、東大阪市横沼。
内代は今年の3月に行われた入魂式で見ました。



イメージ 31





イメージ 32

パフォーマンスが終わると追手門を通過し31台の地車が並びます。



イメージ 33

諏訪と城東区今福西之町。



イメージ 34

最後は極楽橋を渡る諏訪地車。



もう年末ですねぇ~。

イメージ 35



辻子先代太鼓台

$
0
0
久しぶりにこの書庫での投稿となります


・・・先日縁あって辻子先代太鼓台を見せて頂きました。


辻子の先代と言えば長らく石切神社参道の献牛庫に保存されていましたが、今となっては献牛庫が取り壊され行方不明となっていました。



イメージ 1

しかも昼提灯、紅提灯、金綱などフル装備で保存されていたため、彫物などを見る機会はありませんでした。

しかし先日、町内の倉庫に保存されているという連絡を頂きゆっくりと見せて頂きました。


辻子先代太鼓台  幕末~明治初期製作

大工  不明
彫師  相野一門・小松一門



《姿見》

イメージ 2

▲現在はふとん部分は外され水引幕のみが付いた状態でした。



イメージ 3

▲大斗+肘木の組物にシンプルな狭間。
大阪型に準ずる太鼓台ですね。



イメージ 4

▲大斗部分にも彫りが施され、肘木は籠彫りになっています。
それにしてもえぇ彫物です。



イメージ 5

▲・・・細かい彫りですねぇ。
このような太鼓台はあまり見かけませんわ。



イメージ 6

▲肘木の籠彫りは傷みが激しいのが残念です。



イメージ 7

▲雲板の龍がめっちゃ良かったです!
相野一門の作でしょうか…



イメージ 8

▲躍動感ある波・・・逸品です。



イメージ 9

▲続いて狭間。
狭間は四獣神になっており正面は朱雀。



イメージ 10

▲右面狭間  玄武



イメージ 14

▲左面狭間  青龍



イメージ 15




イメージ 11

▲後面狭間  白虎



イメージ 12

▲いいですねぇ~。



イメージ 13

ふとん台は錺金具が施されていました。



イメージ 16

▲木鼻です。



イメージ 17

▲小松に見えるのは僕だけ・・・?



《腰廻り》

イメージ 18

▲この太鼓台の特徴がギュッと詰まっている腰廻りです。
1つは跳ね勾欄であるという事。



イメージ 19

▲金物も丁寧な仕事が伺えます。



イメージ 20

▲2つ目は腰組勾欄、写真は端の腰組。
その分、縁葛には彫物は入りません。



イメージ 21

▲同じく端の腰組。



イメージ 22

▲こちらは真ん中の腰組です。
真ん中は1段多いですね。



イメージ 23

▲数ある腰組勾欄でも僕が注目したのはコレ。
腰組の波頭部分に金物が張ってある事です。
・・・ほんまに細かい仕事ですよね。



イメージ 24

▲続いて土呂台部分。
土呂板部分の格子も辻子の特徴ですね。
・・・台棒の隅から何やら鎖が見えておりますね…



イメージ 25

▲その鎖の先端にある棒を、この穴に差し込んで高さ調節が出来るんです。
この前UPした櫻井も同様に、昔の太鼓台にカラクリが付いてたのもそう珍しくはないかも知れません。



イメージ 26

▲土呂柱のホゾ部分も波頭の細工が(^^)



イメージ 27

▲最後にふとん締めの隠し金具も見せて頂きました。
干支になっており、同時の最先端技術が駆使されて制作されたのがよく分かります。



《おまけ》

イメージ 28

▲この太鼓台、木鼻が簡単に外れるようになっており木鼻の裏には小槌や鍵、瓢箪の絵が描かれています。



イメージ 29

▲例えばこの木鼻で言うと裏には古墳のような絵が描かれています。
うぅん、実は古墳ではなくお金の絵みたいなのですが・・・。



イメージ 30

▲そのお金の絵が描かれていた木鼻を取った柱の溝にも、同じ絵が描かれています。
これは当時の大工さんは識字率が低かったため、このように絵で表して組み立てていたようです。
と、同時に村人が木鼻を取り外した時もすぐに分かるようにと大工さんが絵で表したのかも知れませんね。




いかがでしたでしょうか?

・・・新たな発見がいくつもあり当時の技術に驚かされました。
また、村の方の拘りとして台棒の角棒はこれからもずっと守っていくとおっしゃっておられたのが印象的です。

貴重な太鼓台を見せて頂き、ありがとうございました。


・・・倉庫に眠る銘太鼓台でした。

恩智秋祭り

$
0
0
皆さんこんばんは、ずいぶん寒くなってきましたね…

・・・どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。


さて、本日は11月26日に行われました恩智神社秋祭りの様子をご紹介します。
恩智と言えばPL花火の日、8月1日の夏祭りが有名ですが11月の終わりにも秋祭りがあるんです。

以前から行きたいと思っており、今年こそは行ってきました!



イメージ 1

11月にも関わらず、村の中は祭りの匂いがプンプンします。



イメージ 2

坂を登り恩智神社に到着。
夏祭りではこの坂を担いで上がるのが有名ですねぇ~。



イメージ 3

階段を登り境内に到着、いつもの位置に据え置かれてました。



イメージ 4

彫物は相野一門・・・?
母獅子のお乳を飲む子獅子が愛らしいですね。



イメージ 5

紅葉と太鼓台。



イメージ 6

こちらは神輿。
・・・夏祭りの際は走り回ります。



イメージ 7

伊勢音頭と共に担ぎ手が境内へ。



イメージ 8

代表さんの挨拶。



イメージ 9

8時過ぎ、いよいよ担ぎ上げです。
11月に聴く太鼓はいいですねぇ~。



イメージ 10

寒いのにも関わらず元気いっぱい!
めっちゃえぇ勢いでした!!



イメージ 11

本殿の周りをグルグル。
八尾ではよく見るスタイルですね。



イメージ 12

上げ方も同時上げではなく片方づつ上げていくスタイルです。



イメージ 13

ラスト、3周のはずが勢いで5周していたのが印象的です。
・・・ええのん見れましたわ。



《おまけ》

イメージ 14

八尾市太田にある彫忠。



イメージ 15

制作中のミニ地車。



イメージ 16

ショールームのミニ太鼓台。

2016年振り返り

$
0
0
クリスマスも終わり、今年も残すところ1週間を切りました。 
テレビも特番ばっかりでいよいよ年末だと実感しますわ。  

個人的には今年小型バイクの免許を取得して何処でも行けるようになりました。


 さて、今年も河内の銘太鼓台はいろんなところに行って来ました! 

3月21日に行われた都島区内代の修理入魂から11月26日に行われた恩智の秋祭りまで…  

今日はそんな祭ばっかしの1年を振り返ってみたいと思います。



イメージ 1


桜の咲く頃、初めて行く客坊の春祭り。 村祭り感が良かったですわ。



イメージ 2


電力の完全自由化が施行された4月、住吉大社の大神輿修繕完成奉告祭がありましたね、この時初めて住吉さんの神輿を見ました。



イメージ 3


一方、河内では入魂式ラッシュ。 
中高安の大窪と郡川が入魂式を行いました。 ・・・神立、額田、下六など中河内の太鼓台入魂ラッシュも落ち着きましたね。



イメージ 4


4月に東灘区本住吉神社二十八代目宮司襲名披露西區地車曳行、5月にはそのお礼参りとして13台の地車が本住吉神社に宮入するという盛大な記念曳行が行われました。
写真にもあるように田中區の宮入はものすごい迫力でした!



イメージ 5


7月に入りいよいよ夏祭りモード。
いつも平野郷の夏祭りで僕の夏がスタートします。



イメージ 6


6月の終わりか7月の最初に行われる試験曳きは本番さながら。
・・・あの暑さは何処に行った…



イメージ 7


7月も半ばになると信貴山麓に太鼓の音が響き渡ります。
・・・余談になりますがこの間、玉祖神社のもっと上にある水呑地蔵にバイクを飛ばして行って来ました。
めっちゃ夜景の綺麗なえぇとこでした(^^)     



イメージ 8


今年は中河内の太鼓台を良く見ることが出来ました。



イメージ 9


豊洲市場の盛り土が発覚した9月、善根寺の地車が河合工務店で修理され入魂式を行いました。
・・・綺麗になりましたね。



イメージ 10


そして9月はやっぱりここに行かないと気が済みません。
・・・百舌鳥八幡宮月見祭!!



イメージ 11


・・・10月になり秋祭りモード。
10月の最初は毎年泉州のだんじり祭、今年は夜の深井に行きました。



イメージ 12


そして記事にはしてないんですが、津久野の祭りにも行きました。
駅前のパレードは見ずに村中の曳行を中心に見て来ました。



イメージ 13


そして毎年恒例枚岡神社秋郷祭。
今年は夜中まで太鼓を見てました。



イメージ 14


今年の重大ニュースの1つでもあるアメリカの大統領選挙の開票があったのが11月でした。
誰しもがテレビに向かってつっこんだ事でしょう、『そっちかい』と・・・。     



イメージ 15


今年も沢山の出会いがあり、沢山の新しい発見がありました。

・・・そして沢山の事を学びました。

もちろん良い事から悪い事、そして下ネタまで…笑

来年もいろんなことを学びたいと思います。

本年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。また新年もどうぞよろしくお願い致します。

イメージ 16


明けましておめでとうございます。

$
0
0

イメージ 1





新年明けましておめでとうございます!


・・・今年は学生生活最後の年という事で寂しいような嬉しいような…


今年もいろいろな事を学んで行きたいと思います。


本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。


皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。




平成29年  元旦  河内の銘太鼓台

鏡・玉・剣

$
0
0
皆さん “鏡・玉・剣” と聞いて何を連想しますか?











先日、興味深い話を耳にしました。

文頭にもあった “鏡、玉、剣” というのは “三種の神器” なのです。
三種の神器とは日本神話において天孫降臨の際、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたのが鏡、玉、剣なのです。

現在の大阪府東部、中河内地域にはそれぞれ “鏡・玉・剣” の文字が入った神社が存在します。



『鏡』と言えば・・・。

イメージ 1

はい、若江の鏡神社ですね。
祭りの際は若江独特の雰囲気が良いですね~。



『玉』と言えば・・・。

イメージ 2

はい、八尾市玉祖(タマオヤ)神社ですね。
ふとん太鼓が宮入する神社の標高ランキング1位です。



『剣』と言えば・・・。

イメージ 3

はい、僕の地元の石切神社です。(正式には石切劔箭神社)
参道があることで有名でたびたびテレビにも出てくるぐらい全国的にも有名な神社です。


この3つの神社の位置を直線で結んでみると…






イメージ 4

綺麗な三角形になるんですわ。
不思議ですねぇ、そして三角形の真ん中にあるのが・・・。



イメージ 5

そう、瓢箪山稲荷神社なのです。
瓢箪山稲荷神社を囲うように鏡神社、玉祖神社、石切神社が建てられています。



イメージ 6

そもそもなぜ稲荷神社には鳥居が多いのか、一説には厄介な神様であればあるほど鳥居の数が多くなる。
つまり稲荷神社には厄介な神様が祀られているので多くの鳥居を建てて封じ込める意味があるそうです。(もちろん諸説あります)


そもそも瓢箪山という地名は、古墳の形が瓢箪の形をしていたので古墳周辺の地名が瓢箪山になったと言われています。

そして瓢箪山稲荷神社は豊臣秀吉とも関わりが深い神社です。




・・・鏡、玉、剣、この3つの神社と瓢箪山稲荷神社の位置関係は果たして関係があるのか、それとも偶然なのか…


ひょっとしたら三角形の真ん中に豊臣の埋蔵金があるかも知れません。笑

瓢箪山で海水浴!?

$
0
0
小学生の頃から地元ではないものの行動範囲だった瓢箪山。

・・・100均、飲食店、スーパー、提灯屋など瓢箪山に行けば何でもあります。

現在でも学校やバイト先が瓢箪山界隈にあるのでほぼ毎日行きます。





その瓢箪山には


イメージ 1




イメージ 2

こんな坂がいっぱいあります。
大昔、まだ河内湾だった時代の水際の高低差なんだそう。
なので2枚とも撮っている位置は水の中・・・っちゅうことですわ。


あの梶無神社も神武天皇が東征の際、孔舎衙坂の戦いで敗れ、南下する途中に梶を無くして漂着したのが現在の梶無神社の位置、そこに社を祀って祈願したのが梶無神社の由来だそうです。

そういうことからすると大昔は旧外辺りまで海やったということなんです。



イメージ 4

もう1つ面白いのがコレ!『イチバ』であったり『ビョウインマエ』だったりひと昔前の呼び名が現在でも使われてること。

『イチバ』は現マインのことで『ビョウインマエ』は元々あった枚岡市立病院のことだそう…


イメージ 3

大昔は砂浜を担いでいたのかな?
まぁ、そんなわけありません…笑



小太鼓祭りまであと2ヶ月とちょっとです!
ようやく春の兆しが見えてきた今日この頃です。。

イメージ 5

平成28年 枚岡神社秋郷祭

$
0
0
10月14日15日に行われた枚岡神社秋郷祭

今年は15日が土曜日だった為、例年より人出が多かったような…

今年は両日行きましたが、見るポイントもばらばらですし見れていない地区もありますが、ご了承下さい。



【14日(金)】

イメージ 1

午前中、町内を巡行中の出雲井鳥居。
小太鼓とは別行動です。



イメージ 2

そして午後。
僕が行った時には全ての地区が一の鳥居を入った後でした・・・。



イメージ 3

喜里川。



イメージ 4

喜里川の小太鼓。



イメージ 5

続いて五條。



イメージ 6

小太鼓。



イメージ 7

続いて客坊。



イメージ 8

小太鼓。
・・・4月の春祭りに出てましたね。



イメージ 9

続いて河内。



イメージ 10

小太鼓。
どちらも姫路の毛利工務店の制作、ごっつい!!



イメージ 11

最後は四條。



イメージ 12

棚林。
世にも珍しい植山製の太鼓。



イメージ 13

東小路。
棚林に並んで四條でも歴史のある小太鼓です。



イメージ 14

末広。
東小路も末広と同じく玉輝工房にて制作されました。



イメージ 15

瓢箪山。



イメージ 16

親友会の地車。
・・・宮入はしません。



イメージ 17

枚岡神社にて客坊の宮入。



イメージ 18

今年は両日とも晴れて良かったですね。



イメージ 19

日は暮れて中垣。
・・・まずは宝箱。



イメージ 20

豊浦。



イメージ 21

喜里川。



イメージ 22

喜里川のサセ。
安定感がありますねぇ、綺麗です!



イメージ 23

中垣が終わると宮出。
宮出が終わると各地区地元へ帰ります。
・・・瓢箪山の小太鼓、南側の商店街での担ぎ合い。



イメージ 24

その後は毎年恒例、河内と四條の2町合同担ぎ合い。



【15日(土)】

イメージ 25

お昼頃、五差路の手前で松原の地車を発見!
松原は枚岡神社の氏子ですが、宮入は行いません。



イメージ 26

その後、宝箱太鼓台と顔合わせ。
宝箱の太鼓台は後ろ上げてお辞儀しており、その前を松原の地車が通ります。
・・・初めて見ました、感無量!!



イメージ 27

時は過ぎて午後6時頃。
親友会の地車が瓢箪山まで降りてきました。
枚岡病院まで行ってUターンして来ます。



イメージ 28

午後11時半頃、宮出を終えた四條が南側の商店街で担ぎ合い。



イメージ 29

一方、北側の商店街では河内も担ぎ合いの最中。
・・・河内、良く担いでましたわ…



イメージ 30

四條も負けじと担ぎますが、何度かヒヤッとする場面がありました。



イメージ 31

午前1時頃、四條が最後大池公園での担ぎ合い。
まずは青年団VS青年団。



イメージ 32

第2ラウンドは青年団VS若中。



イメージ 33

良く担ぎます、ほんまにすごいですわ。



イメージ 34

まだまだ続きましたがここで帰宅することにしました。



大池まで上がったんなんか何十年振りでしょうか・・・。

今年はすごく充実した枚岡神社の秋郷祭でした。

池島、梶無秋季大祭

$
0
0
10月22日23日と池島、梶無の秋祭りに行ってきました。

今年は池島4町と梶無3町による担ぎ合いが行われるということで、行って参りました。

池島は最終日、梶無が初日でしたが今年は土曜日が被ったので昼間に見ることが出来ました。



【22日(土)】

イメージ 1

手前から順に櫻井、下六、橋詰、本町。



イメージ 2

こちらは本町の太鼓台。
以前からじっくり見たい太鼓台でした。



イメージ 3

勾欄合の忠臣蔵。
開正藤による良い彫物が入ってました。



イメージ 4

すると池島神社のほうから太鼓の音が聞こえてきました。
乾の後ろには巽の太鼓台が待機していました。



イメージ 5

乾町。



イメージ 6

乾の太鼓台が合流します。



イメージ 7

続いて上六。



イメージ 8

こちらは小太鼓。



【23日(日)】

イメージ 9

2日連続梶無の秋祭り。
まずは下六の小太鼓。



イメージ 10

続いて上六の小太鼓。



イメージ 11

最後は櫻井の小太鼓。



イメージ 12

宮入1番は下六。
・・・サセの技術はダントツですわ。



イメージ 13




イメージ 14

中学の時の校長が下六の人でしょーもないことをした時、よく家に来てました。
会っても覚えてるんやろか…



イメージ 15

宮入2番は上六。



イメージ 16





イメージ 17

鳥居前でのサセ。
・・・上六は歩きません。



イメージ 18

最後は櫻井。



イメージ 19

櫻井も綺麗ですねぇ~。



イメージ 20

宮入まで見て帰ることにしました。


縄手南小学校50周年記念 櫻井太鼓台巡行

$
0
0
10月29日(土)

朝から縄手南小学校50周年記念として、櫻井の太鼓台が出場しました。

梶無3地区とも声をかけたみたいですが櫻井のみが参加しました。



イメージ 1

おや、先週も会ったね、櫻井の太鼓台!



イメージ 2

学校の敷地内で担ぎます。
ギャラリーは僕と数人ちらほらという感じ…



イメージ 3

まぁ、土曜日ですからね…
ここで僕は小学校を後にすることにしました。






・・・っと、物足りないと思ったそこのあなた!!

安心してください、まだ続きます。笑

今回は櫻井の太鼓台をご紹介します。


イメージ 4

▲櫻井の太鼓台は大昔に奈良県の吉野から購入した太鼓台です。

特徴としては狭間と虹梁が一体になっているという事。
僕が知っている限り恩智、教興寺もこのようなタイプです。

共通して言えることは奈良方面から購入しているという事。
櫻井は吉野、恩智と教興寺は大和郡山市から購入しています。

なので、奈良方面の太鼓台は狭間と虹梁が一体化しているタイプが多かったのかもしれません。

河内の地太鼓と呼ばれている四條や下六は狭間と虹梁は別々です。



イメージ 5

▲続いて欄干、土呂台部分。
欄干は一枚板で下六もこのようなタイプです。

・・・ちなみに先ほどの恩智と教興寺のお話。
幕末期、大和郡山市にある小泉神社に宮入していた数台の太鼓台のうち、1台が恩智に、もう1台を教興寺を譲り受けたそうです。

恩智も教興寺も新調の噂がありますが、どないなんでしょうか…



イメージ 6

▲さて、櫻井の話に戻りまして欄干のお話です。
一枚板の欄干には雄太には珍しく、合戦物や退治物が入ります。
・・・写真は加藤清正虎退治。

梶無には一枚板タイプが多いですが、石切には跳ね勾欄が多いですよね。
現在でも芝と辻子は跳ね勾欄です、あと芦原濱。



イメージ 7

▲木鼻の獅子はぺろっと舌を出しています。
このような木鼻はちょこちょこ見ますね


・・・あと、ひと昔前までは太鼓台に滑車が付いており、吉野時代に鳥居をくぐる為に滑車が付いていたそうです。

貝塚型かっ!てね。笑


最後はちょっとレアな写真でお別れです


櫻井のT君、写真提供おおきにですっ。

イメージ 8


地車in大阪城 2016

$
0
0

イメージ 1




今年も “地車in大阪城” が行われました。

・・・今年は大阪市城東区、生野区、福島区、平野区、東住吉区、西淀川区、旭区、鶴見区、都島区、東大阪市、大東市、守口市、門真市、堺市から計31台の地車が集結しました。

このイベントが終わると年末やなぁ~と感じます。



イメージ 2

大阪城をバックに地車。



イメージ 3

城東区鴫野南之町。



イメージ 4

城東区中浜。



イメージ 5

東大阪市岸田堂。



イメージ 6

生野区中川。



イメージ 7

城東区天王田。



イメージ 8

城東区鴫野東之町。



イメージ 9

旭区赤川。



イメージ 10

西淀川区野里東之町。



イメージ 11

東大阪市川田。



イメージ 12

鶴見区今津。



イメージ 13

大東市御領。
・・・今年に新調され大阪城では初北河内型となります!



イメージ 14

城東区永田。



イメージ 15

城東区鴫野西之町。



イメージ 16

門真市下馬伏。



イメージ 17

守口市南寺方。
この地車も今年新調されました、ごっついですねぇ~。



イメージ 18

東大阪市岩田。



イメージ 19

平野区西脇組。



イメージ 20

東住吉区育和。



イメージ 21

堺市宮山。
泉州から参加するのは宮山が初めてですね。



イメージ 22





イメージ 23

福島区海老江西之町。



イメージ 24

城東区鴫野中之町。



イメージ 25

ここからは各町パフォーマンスです。
まずは東大阪市大蓮と城東区諏訪による2町合同曳行です。



イメージ 26

迫力ありました!!



イメージ 27

大東市灰塚。
北河内からの参加も多いです。



イメージ 28

生野区岡、城東区今福北之町、鴫野南之町、西脇、灰塚による手打ち。



イメージ 29

生野区片江、大東市西諸福の並走。



イメージ 30

左から都島区内代、天王田、東大阪市横沼。
内代は今年の3月に行われた入魂式で見ました。



イメージ 31





イメージ 32

パフォーマンスが終わると追手門を通過し31台の地車が並びます。



イメージ 33

諏訪と城東区今福西之町。



イメージ 34

最後は極楽橋を渡る諏訪地車。



もう年末ですねぇ~。

イメージ 35


辻子先代太鼓台

$
0
0
久しぶりにこの書庫での投稿となります


・・・先日縁あって辻子先代太鼓台を見せて頂きました。


辻子の先代と言えば長らく石切神社参道の献牛庫に保存されていましたが、今となっては献牛庫が取り壊され行方不明となっていました。



イメージ 1

しかも昼提灯、紅提灯、金綱などフル装備で保存されていたため、彫物などを見る機会はありませんでした。

しかし先日、町内の倉庫に保存されているという連絡を頂きゆっくりと見せて頂きました。


辻子先代太鼓台  幕末~明治初期製作

大工  不明
彫師  相野一門・小松一門



《姿見》

イメージ 2

▲現在はふとん部分は外され水引幕のみが付いた状態でした。



イメージ 3

▲大斗+肘木の組物にシンプルな狭間。
大阪型に準ずる太鼓台ですね。



イメージ 4

▲大斗部分にも彫りが施され、肘木は籠彫りになっています。
それにしてもえぇ彫物です。



イメージ 5

▲・・・細かい彫りですねぇ。
このような太鼓台はあまり見かけませんわ。



イメージ 6

▲肘木の籠彫りは傷みが激しいのが残念です。



イメージ 7

▲雲板の龍がめっちゃ良かったです!
相野一門の作でしょうか…



イメージ 8

▲躍動感ある波・・・逸品です。



イメージ 9

▲続いて狭間。
狭間は四獣神になっており正面は朱雀。



イメージ 10

▲右面狭間  玄武



イメージ 14

▲左面狭間  青龍



イメージ 15




イメージ 11

▲後面狭間  白虎



イメージ 12

▲いいですねぇ~。



イメージ 13

ふとん台は錺金具が施されていました。



イメージ 16

▲木鼻です。



イメージ 17

▲小松に見えるのは僕だけ・・・?



《腰廻り》

イメージ 18

▲この太鼓台の特徴がギュッと詰まっている腰廻りです。
1つは跳ね勾欄であるという事。



イメージ 19

▲金物も丁寧な仕事が伺えます。



イメージ 20

▲2つ目は腰組勾欄、写真は端の腰組。
その分、縁葛には彫物は入りません。



イメージ 21

▲同じく端の腰組。



イメージ 22

▲こちらは真ん中の腰組です。
真ん中は1段多いですね。



イメージ 23

▲数ある腰組勾欄でも僕が注目したのはコレ。
腰組の波頭部分に金物が張ってある事です。
・・・ほんまに細かい仕事ですよね。



イメージ 24

▲続いて土呂台部分。
土呂板部分の格子も辻子の特徴ですね。
・・・台棒の隅から何やら鎖が見えておりますね…



イメージ 25

▲その鎖の先端にある棒を、この穴に差し込んで高さ調節が出来るんです。
この前UPした櫻井も同様に、昔の太鼓台にカラクリが付いてたのもそう珍しくはないかも知れません。



イメージ 26

▲土呂柱のホゾ部分も波頭の細工が(^^)



イメージ 27

▲最後にふとん締めの隠し金具も見せて頂きました。
干支になっており、同時の最先端技術が駆使されて制作されたのがよく分かります。



《おまけ》

イメージ 28

▲この太鼓台、木鼻が簡単に外れるようになっており木鼻の裏には小槌や鍵、瓢箪の絵が描かれています。



イメージ 29

▲例えばこの木鼻で言うと裏には古墳のような絵が描かれています。
うぅん、実は古墳ではなくお金の絵みたいなのですが・・・。



イメージ 30

▲そのお金の絵が描かれていた木鼻を取った柱の溝にも、同じ絵が描かれています。
これは当時の大工さんは識字率が低かったため、このように絵で表して組み立てていたようです。
と、同時に村人が木鼻を取り外した時もすぐに分かるようにと大工さんが絵で表したのかも知れませんね。




いかがでしたでしょうか?

・・・新たな発見がいくつもあり当時の技術に驚かされました。
また、村の方の拘りとして台棒の角棒はこれからもずっと守っていくとおっしゃっておられたのが印象的です。

貴重な太鼓台を見せて頂き、ありがとうございました。


・・・倉庫に眠る銘太鼓台でした。

恩智秋祭り

$
0
0
皆さんこんばんは、ずいぶん寒くなってきましたね…

・・・どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。


さて、本日は11月26日に行われました恩智神社秋祭りの様子をご紹介します。
恩智と言えばPL花火の日、8月1日の夏祭りが有名ですが11月の終わりにも秋祭りがあるんです。

以前から行きたいと思っており、今年こそは行ってきました!



イメージ 1

11月にも関わらず、村の中は祭りの匂いがプンプンします。



イメージ 2

坂を登り恩智神社に到着。
夏祭りではこの坂を担いで上がるのが有名ですねぇ~。



イメージ 3

階段を登り境内に到着、いつもの位置に据え置かれてました。



イメージ 4

彫物は相野一門・・・?
母獅子のお乳を飲む子獅子が愛らしいですね。



イメージ 5

紅葉と太鼓台。



イメージ 6

こちらは神輿。
・・・夏祭りの際は走り回ります。



イメージ 7

伊勢音頭と共に担ぎ手が境内へ。



イメージ 8

代表さんの挨拶。



イメージ 9

8時過ぎ、いよいよ担ぎ上げです。
11月に聴く太鼓はいいですねぇ~。



イメージ 10

寒いのにも関わらず元気いっぱい!
めっちゃえぇ勢いでした!!



イメージ 11

本殿の周りをグルグル。
八尾ではよく見るスタイルですね。



イメージ 12

上げ方も同時上げではなく片方づつ上げていくスタイルです。



イメージ 13

ラスト、3周のはずが勢いで5周していたのが印象的です。
・・・ええのん見れましたわ。



《おまけ》

イメージ 14

八尾市太田にある彫忠。



イメージ 15

制作中のミニ地車。



イメージ 16

ショールームのミニ太鼓台。
Viewing all 192 articles
Browse latest View live