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Channel: 河内の銘太鼓台
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2016年振り返り

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クリスマスも終わり、今年も残すところ1週間を切りました。 
テレビも特番ばっかりでいよいよ年末だと実感しますわ。  

個人的には今年小型バイクの免許を取得して何処でも行けるようになりました。


 さて、今年も河内の銘太鼓台はいろんなところに行って来ました! 

3月21日に行われた都島区内代の修理入魂から11月26日に行われた恩智の秋祭りまで…  

今日はそんな祭ばっかしの1年を振り返ってみたいと思います。



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桜の咲く頃、初めて行く客坊の春祭り。 村祭り感が良かったですわ。



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電力の完全自由化が施行された4月、住吉大社の大神輿修繕完成奉告祭がありましたね、この時初めて住吉さんの神輿を見ました。



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一方、河内では入魂式ラッシュ。 
中高安の大窪と郡川が入魂式を行いました。 ・・・神立、額田、下六など中河内の太鼓台入魂ラッシュも落ち着きましたね。



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4月に東灘区本住吉神社二十八代目宮司襲名披露西區地車曳行、5月にはそのお礼参りとして13台の地車が本住吉神社に宮入するという盛大な記念曳行が行われました。
写真にもあるように田中區の宮入はものすごい迫力でした!



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7月に入りいよいよ夏祭りモード。
いつも平野郷の夏祭りで僕の夏がスタートします。



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6月の終わりか7月の最初に行われる試験曳きは本番さながら。
・・・あの暑さは何処に行った…



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7月も半ばになると信貴山麓に太鼓の音が響き渡ります。
・・・余談になりますがこの間、玉祖神社のもっと上にある水呑地蔵にバイクを飛ばして行って来ました。
めっちゃ夜景の綺麗なえぇとこでした(^^)     



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今年は中河内の太鼓台を良く見ることが出来ました。



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豊洲市場の盛り土が発覚した9月、善根寺の地車が河合工務店で修理され入魂式を行いました。
・・・綺麗になりましたね。



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そして9月はやっぱりここに行かないと気が済みません。
・・・百舌鳥八幡宮月見祭!!



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・・・10月になり秋祭りモード。
10月の最初は毎年泉州のだんじり祭、今年は夜の深井に行きました。



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そして記事にはしてないんですが、津久野の祭りにも行きました。
駅前のパレードは見ずに村中の曳行を中心に見て来ました。



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そして毎年恒例枚岡神社秋郷祭。
今年は夜中まで太鼓を見てました。



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今年の重大ニュースの1つでもあるアメリカの大統領選挙の開票があったのが11月でした。
誰しもがテレビに向かってつっこんだ事でしょう、『そっちかい』と・・・。     



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今年も沢山の出会いがあり、沢山の新しい発見がありました。

・・・そして沢山の事を学びました。

もちろん良い事から悪い事、そして下ネタまで…笑

来年もいろんなことを学びたいと思います。

本年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。また新年もどうぞよろしくお願い致します。

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明けましておめでとうございます。

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新年明けましておめでとうございます!


・・・今年は学生生活最後の年という事で寂しいような嬉しいような…


今年もいろいろな事を学んで行きたいと思います。


本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。


皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。




平成29年  元旦  河内の銘太鼓台

鏡・玉・剣

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皆さん “鏡・玉・剣” と聞いて何を連想しますか?











先日、興味深い話を耳にしました。

文頭にもあった “鏡、玉、剣” というのは “三種の神器” なのです。
三種の神器とは日本神話において天孫降臨の際、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたのが鏡、玉、剣なのです。

現在の大阪府東部、中河内地域にはそれぞれ “鏡・玉・剣” の文字が入った神社が存在します。



『鏡』と言えば・・・。

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はい、若江の鏡神社ですね。
祭りの際は若江独特の雰囲気が良いですね~。



『玉』と言えば・・・。

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はい、八尾市玉祖(タマオヤ)神社ですね。
ふとん太鼓が宮入する神社の標高ランキング1位です。



『剣』と言えば・・・。

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はい、僕の地元の石切神社です。(正式には石切劔箭神社)
参道があることで有名でたびたびテレビにも出てくるぐらい全国的にも有名な神社です。


この3つの神社の位置を直線で結んでみると…






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綺麗な三角形になるんですわ。
不思議ですねぇ、そして三角形の真ん中にあるのが・・・。



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そう、瓢箪山稲荷神社なのです。
瓢箪山稲荷神社を囲うように鏡神社、玉祖神社、石切神社が建てられています。



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そもそもなぜ稲荷神社には鳥居が多いのか、一説には厄介な神様であればあるほど鳥居の数が多くなる。
つまり稲荷神社には厄介な神様が祀られているので多くの鳥居を建てて封じ込める意味があるそうです。(もちろん諸説あります)


そもそも瓢箪山という地名は、古墳の形が瓢箪の形をしていたので古墳周辺の地名が瓢箪山になったと言われています。

そして瓢箪山稲荷神社は豊臣秀吉とも関わりが深い神社です。




・・・鏡、玉、剣、この3つの神社と瓢箪山稲荷神社の位置関係は果たして関係があるのか、それとも偶然なのか…


ひょっとしたら三角形の真ん中に豊臣の埋蔵金があるかも知れません。笑

瓢箪山で海水浴!?

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小学生の頃から地元ではないものの行動範囲だった瓢箪山。

・・・100均、飲食店、スーパー、提灯屋など瓢箪山に行けば何でもあります。

現在でも学校やバイト先が瓢箪山界隈にあるのでほぼ毎日行きます。





その瓢箪山には


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こんな坂がいっぱいあります。
大昔、まだ河内湾だった時代の水際の高低差なんだそう。
なので2枚とも撮っている位置は水の中・・・っちゅうことですわ。


あの梶無神社も神武天皇が東征の際、孔舎衙坂の戦いで敗れ、南下する途中に梶を無くして漂着したのが現在の梶無神社の位置、そこに社を祀って祈願したのが梶無神社の由来だそうです。

そういうことからすると大昔は旧外辺りまで海やったということなんです。



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もう1つ面白いのがコレ!『イチバ』であったり『ビョウインマエ』だったりひと昔前の呼び名が現在でも使われてること。

『イチバ』は現マインのことで『ビョウインマエ』は元々あった枚岡市立病院のことだそう…


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大昔は砂浜を担いでいたのかな?
まぁ、そんなわけありません…笑



小太鼓祭りまであと2ヶ月とちょっとです!
ようやく春の兆しが見えてきた今日この頃です。。

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上町地車修理完成入魂式

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4月に入り新年度がスタートしました。
仕事、学校、祭り関係などまた忙しくなる時期がやってきました…

4月2日(日)、僕自身今年最初に行ったのは岸和田上町の入魂式。
朝の6時から行われ、さすが岸和田・・・大勢のギャラリーがひと目見ようと集まりました。



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午前5時半頃、小屋前には綺麗になっただんじりと大勢の曳き手。
街灯の灯りに照らされるだんじり、そして小屋には “上町地車庫” の文字。
光るようになっており、かっこえぇです!



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いよいよお披露目曳行。



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細い道が続く村中を抜け南海の高架下までやってきました。
今回の修理は植山工務店で行われました。



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1番の見どころコナカラ坂で待機。
しばらくすると纏がやってきました。



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青空の中、朝陽に照らされるだんじり。
太鼓の音が響き曳き手の声と共に一気にコナカラ坂を駆け上がります!!



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ノンストップで一気にやり回し!!!



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やり回しが決まると次はギャラリーから歓声が上がります。
いやぁ~朝から最高です!!



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コナカラ坂を上がると岸城神社に宮入。
岸城神社に行くまで岸和田城のお堀の周りをぐるっとゆっくり曳行。
・・・これがまたいいですね。



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岸和田城をバックにだんじりが良く似合います、大工方の着流しも渋いですね(^^)
桜が咲いてれば桜+地車+お城やったんですが、まだ二分咲きぐらいでした。



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岸城神社でお祓い、魂を入れます。



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綺麗な屋根ですね、惚れ惚れします。



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ヤング前に移動する途中、南上町のだんじりがお出迎えのためにスタンバイしてました。



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昭和32年に同地区中北町にて新調されその後南上町が購入、この地車の特徴はなんといっても正面土呂幕の『石川五右衛門香炉取り』ではないでしょうか…
・・・良い彫物です。



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御用の提灯がえぇ感じですねぇ~。
この図柄は現中北町の正面土呂幕にも採用されており、月末には中北町の修理完成入魂式が控えております。



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ヤングの後は堺町のSへ移動。
・・・堺町のだんじりもお出迎え。



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ヤングでは良い写真が撮れなかったんですが、Sではなんとか撮れました。



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最後はカンカン場。


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綺麗に決めて行きました。
・・・こう見ると1台の地車にどれだけの人が集まってるのかがよく分かります。
うぅん…東大阪、特に山手の方なんかではあり得ない光景ですわ…



ここまで見て次の目的地へ移動。
写真を撮るのもいいんですが、ファインダー越しに見るのではなくちゃんと肉眼で見る事を意識してみました。

ひっさしぶりに早朝からの入魂式に行けて良かったです。

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包近町楠本神社大改築記念曳行

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上町入魂式の後はだいぶ山手に移動しまして岸和田市包近町、楠本神社大改築記念曳行へ行って来ました。

包近町と言えば桃が有名で大阪府で一番の桃の産地です。
前回の上町とは違ってゆっくりとした曳行で雰囲気もめちゃくちゃ良かったです!



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到着した時にはすでに小屋から出発しており子供中心の曳行でした。



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直線をちょっと走ります。
『非理法権天』と書かれた後旗がかっこえぇです!



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竹林の横の小道が楠本神社の参道になります。
ここから宮入なので吹きチリにチェンジ!



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まだ土壁の小屋が残ってます。
・・・いいですねぇ~。



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さぁ、小道を進んで楠本神社へ出発!



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そ~りゃあ~そ~りゃあ~。
・・・ほんまにえぇ雰囲気です。



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小道の両サイドは桃畑になっています。



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写真の事で言うと電線が写らないというのはだいぶ大きな事かと思います。
のどか~な感じが溢れ出てますね。



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ん・・・!?



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あ・・・!?ドローンや!!
と言ってた僕のアホづらが写ってる事でしょう…泣



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ゆったりした曳行が続きます。



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もう少しで神社です。



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つくしとだんじり。
・・・春ですねぇ~。



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一気に回します。
このシーンが大好きです。笑



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桃畑の奥に新しくなった神社とだんじり。



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連子には可愛いお猿さんも居ましたよ。



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あらゆる所に桃の意匠が施されていました。



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神社の手前にはフランクフルトなど模擬店が出ており子供達を中心に賑やかでした。



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ワンチャンまで楽しんでいたかな?
イベントの時にはTシャツで祭りになると法被を着るそうです(^^)



いかがでしたか・・・?
お年寄りから子供までみんなが楽しんでいたと思います。

ちなみに祭礼時は積川神社に宮入するのでこの楠本神社には宮入しないそうで、今回が初めてだったそうです。

のどかな雰囲気がほんまに良かったです。

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客坊春祭り 2017

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4月2日は泉州で朝から入魂式や記念曳行があり大東市でも市政60周年パレードがあり多くの地車が出場しました。

その頃、枚岡は客坊で春祭りが行われ小太鼓が町内を巡行しました。
客坊は毎年、村中の弁天さんの春祭りで小太鼓を出しています。
昔は大太鼓も出てたみたいなんですが…

去年に続き2回目の訪問で、ほのぼのした良い雰囲気でした。



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太鼓小屋の下の駐車場で休憩中でした。



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彫忠製の小太鼓です。



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太鼓台はコマをはめたままで、この日は担がないそうです。
・・・あくまでも子供中心の春祭りです。



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タガヤが5段・・・。
4段のところが多いですが、5段のところもあるのでそう珍しくはないかな?



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青年団の方と太鼓台。



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休憩を済ましていざ出発!
ゆっくりとした巡行です。



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町内の小さな踏切に差し掛かりました。
枚岡の祭りと踏切は切っても切れない縁がありますね。
近鉄奈良線が通ったからこそ地車から太鼓台に変わったのであり、太鼓台や地車が巡行するコースも大きく変わったのです。



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そして電車が通ります。
この後も巡行は続きましたがここで私用があるので帰ることにしました。



東花園や花園界隈が高架になったため踏切の数がすっかり減り、交通の便も良くなりました。
しかし商店街の近くを電車が通ったりするレトロな雰囲気が無くなってしまいましたね。
木製の渡り木が現役のこの踏切、なかなか良い雰囲気でした。

次は5月5日の小太鼓祭り・・・もう1ヶ月を切りましたね~。
僕は縁あって河内の法被を着て参加させて頂きます。

ゴールデンウィークまで後もう少し!!

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瓢箪山肩合わせ

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4月16日(日)、5月5日に行われる小太鼓祭りが迫っている中、瓢箪山小太鼓の肩合わせが行われました。

久しぶりに瓢箪山の街に太鼓の音が響き渡りました。



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僕が行った時には肩合わせが行われており休憩中でした。
大人から子供が太鼓台に集まっています。



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『ガキの頃から祭り好き 大人になっても祭り好き!』いいTシャツですね(^^)



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瓢箪山の小太鼓は太鼓正製で小太鼓という名前がついていますが、小太鼓にしてはめちゃくちゃデカイ!!
でも大太鼓にしては小ぶり…中太鼓ぐらいの大きさです。
・・・稲荷神社の参道の道幅にはぴったりの大きさです。



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いよいよ肩合わせ。



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三往復して休憩、この繰り返し。
今日は暑いので三往復ぐらいがちょうどええかも知れません…



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久しぶりに聴く笛の音・・・久しぶりに響く太鼓の音・・・久しぶりに見る房の揺れ・・・堪りません!!



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折り返し。
影に入るとボテのワイン色が目立ちます。
最近は芦原濱のボテもワイン色ですが、瓢箪山はだいぶ前からワイン色ですね。



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短い時間でしたが、良いものを見る事が出来ました。



さあ~もう少しでGWです。
・・・アァ~エッッサァ~チョ~サァジャイ!!!

~播州・加古川~ 神吉八幡神社国恩祭⑴

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4月30日(日)、4月最後の日曜日に向かった先は兵庫県加古川市神吉八幡神社。
11年に1度、持ち回りで巡ってくる国恩祭が行われました。

2年前に行った国恩祭は大塩八幡宮で大塩と比べるとまだ大阪寄りで、高速を利用すると1時間ちょっとで着きます。

近いようでやっぱり遠いなぁ・・・。



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加古川の山奥に神吉八幡神社は存在するんですが、これがまた良い雰囲気でした。
宮崎駿が描きそうな神社の感じ・・・村祭り感が堪りません!!



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この日最初に見たのは宮前屋台。
今回の目的はズバリこれっ、“反り屋根型布団屋台” です。
以前行った大塩は “神輿屋台” でしたが明石や三木、曽根辺りは “布団屋台” が主流です。
その中でもこのタイプの布団屋台は反り屋根型布団屋台と呼ばれ、名の通り反り屋根が特徴です。



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ふとん太鼓用語で言えばふとん締めにあたる部分、ここらの言い方では “梵天” と呼ぶそう。
ふとん締めみたいに刺繍ではなく餝金具で構成されており、石津川向が町紋額に付けてるような感じのタイプ。



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屋台本体に移ります。
土呂台があって四本柱、そして組物に狭間とここまではふとん太鼓と一緒。
貝塚型のような細やかな組物、そして餝金具・・・ここが播州屋台の魅力ですな。



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彫物は地元播州の彫師さんが作事。
・・・やっぱり大阪の彫物とは違った顔立ちです。



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続いて宮前が居た広場に大國屋台が到着。
こちらは神輿屋台です。



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かなり古い屋台・・・大塩中之丁から購入したらしく彫物や一部の餝金具はそのまま中之丁が引き継ました。
なので狭間には一枚物の彫物が入ってました。



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勾欄掛けの刺繍は良いものでした。



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遠くから3台目、神吉屋台がやって来ました。
ここの祭礼では以上3台の屋台が巡行します。



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3台揃いました。
神輿屋台と反り屋根型布団屋台が共存します。



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神吉屋台、全体的にまだ新しい感じです。




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神吉屋台の面白かったとこがここ。
土呂柱と四本柱が別になってるのは淡路型や大阪型太鼓台と一緒。
しかも土呂柱は檜、四本柱は欅でした。
基本、播州屋台は檜を使用します。
太鼓台やと隠れてしまう部分なんですが…



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もちろん彫物も檜です。



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この龍の顔、お気に入りです(^^)



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衣装ですが主にはふんどし、でもニッカの方や短パンの人もチラホラ・・・。
絶対にふんどし!って訳でもないようです。



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神吉の法被は刺繍が施されていました。
豪華ですねぇ~。



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お昼前、3台集まってた広場から神社に向けて宮前屋台が出発。



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神社は階段があるので屋台は脇のスロープから神社に上がります。
スロープは担がないのかな?



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宮前屋台がスロープを上がってると下の広場から神吉と大國も出発してました。
・・・のどかですねぇ。



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境内下のちょっとしたスペースで神吉屋台と大國屋台が練り合わせ。
そう、神吉と大國は担いでスロープを登ります。
・・・やっぱ担がなあきません!!



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そして合わせたまま前進!!
これが迫力ありました!!



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しかも地面は溝があるような所。
こんな場所でも練り合わせをする根性が良いですね。



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先に神吉が神社へ出発。



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途中何回も落としてましたが、コマを付けずに担ぐ姿に感動。



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その頃、大國はサセもしてました。
イケイケですね~。



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神吉の後を追います。



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再び神吉、クネクネしたスロープを頑張って登ります。



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大國も負けじと登ります。



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落としては上げて、落としては上げてこの繰り返し。
正直、10分ぐらい経っても進んだ距離はほんの少し・・・。
でもその度担ぎ上げる姿は本当に見応えがありました。



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最後の大國が宮入。
力を振り絞ってのサセは勇壮でした!!



午前中はこれにて終了。
今までの記事はあくまでも村から神社に向かうまでの過程・・・。

ここから昼食を食べて酒を飲み宴会が行われ、昼からはいよいよ3台での練り合いです!!

つづく・・・。

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~播州・加古川~ 神吉八幡神社国恩祭⑵

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前回は屋台の考察と宮入までを記事にしました。
今回は宮入からメインイベントでもある3台での練り合わせから解散までを記事にしたいと思います。



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昼食後、いよいよ3台での練り合わせ。
まずは大國屋台。



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続いて神吉屋台。



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最後は宮前屋台。



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3台目での練り合わせ!!大迫力!!



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・・・独特の伊達綱の揺れ方。



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屋台と屋台との接触部分。
・・・余談ですがこの台棒、1本300万円するとか…
そら台棒がなかったら太鼓も屋台も上がりませんが、お金をかける所が大阪とは違います。



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宮前が落とし・・・大國が落とし・・・。
神吉が残りました。



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その勢いで差し上げます!



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その後も練り合わせが続き・・・。



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神吉が拝殿前での差し上げ。
この日は神吉が勢いありました!



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練り合わせが終わり大國が神社を後にします。



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大國が帰った後も神吉は拝殿前で差し上げてました。



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拝殿前は階段になっており台棒の先っちょはここまで来るか・・・ってぐらい階段まで迫っております。



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そして神吉も神社を後にします。



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再び神社下のスペースで大國と神吉の練り合わせ。



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しかし担ぎ上げたすぐそばから落としてました・・・。
あんなけ練ったのでそら落としてしまうはずです…



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この後は各屋台村に帰って国恩祭は終わりました。



いかがでしたか?
落としても落としても担ぎ上げる姿は見応えありました。
のどかな村に勢いのある祭り・・・播州屋台も面白かったです。

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平成29年枚岡神社小太鼓祭

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5月5日、枚岡神社小太鼓祭。

今年は河内の法被を着て参加させて頂きました。
中3の時は “子ども” として末広で参加しましたが今年は “大人” として参加させて頂きました。

参加していたので写真は少なめですが、ご了承下さい。



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午前8時前、いつもと変わらない瓢箪山。
お店も開店しておらず静かな瓢箪山です。



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8時を過ぎると南側の商店街がだんだん賑やかになってきます。
東小路、末広、瓢箪山、棚林が集まりました。
商店街に入る前から担いでやってきます。



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言うてる間に喜里川や五條の小太鼓が北側の商店街に担いでやってきます。
播州の毛利工務店で製作された河内の小太鼓・・・もはや中太鼓です…



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額田や豊浦など南垣と河内や四條の小太鼓など北垣が一の鳥居で合流して枚岡神社へ向かいます。
この時は一番棒は大人、二番三番は小学生から中学生までの男女が入ります。



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あくまでも今日は子どものお祭り!!
でも子どもだけでは正直上がらないのが実情・・・。
ほんまは子どもだけで担いで上がるのがベストなんでしょうけど、子どもは腰が逃げてしまってますから…



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後ろから瓢箪山が追ってきます。



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宮入での五條とのすれ違い。



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お昼は電車で枚岡から瓢箪山へ。
電車に乗って瓢箪山へ行き子どもはごはんを食べ大人はお酒を飲み・・・。
これも枚岡ならではの光景です。



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小太鼓とはいえ馬鹿に出来ません。
しっかりとした彫物も入っており、岸和田や播州の工務店に依頼したり地元の大工が製作したり…
大太鼓と化粧を揃えたり大太鼓の寸法の縮小で作ったり…
・・・小太鼓って面白いです。



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宮さんを出て小屋前で最後担ぎました。
この時ばかりは青年団の方々を中心にしゃくり合い。
先に落とした方が負け、太鼓台ならではの光景です。
苦行に近いですが…



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翌日、雨の枚岡神社。
いつもの静けさを取り戻していました。

自分自身過去最高の担ぎが出来ました。
肩に小ちゃいぽこっとしたコブがその証だと思います。

河内の方々、お世話になりました。
ありがとうございました!

~愛知県・知多半島~ 亀崎潮干祭

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2年ぶりに愛知県は知多半島の山車祭りへ行って来ました。
・・・今回訪れたのは亀崎潮干祭。

ユネスコ無形文化遺産に登録されまして県外の人にも知られるようになりました。
潮干祭の特徴はなんと言っても海の中に山車が入る!!事でしょうか…
5月3.4日の祭礼が行われる2日間とも海に入るようで4日に行って来ました。



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海に入るのは昼からでそれまでは神社に居たようです。
海から1本道路を挟んだ向かい側が神社になります。



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30分ぐらいすると神社から砂浜へやって来ました。
いよいよ海浜曳き下ろしです!



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まずは東組宮本車。



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海の中を曳きます。



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すごい光景ですよね、きっと参加者の足元もびちゃびちゃなんだろう…



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続いて石橋組青龍車。



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続いて中切車力神車。



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子供も楽しそうに曳きます。



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もちろん海の中の地面は砂になっており非常に不安定です。
なので横綱を引っ張りながらゆっくりと曳行します。



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続いて田中組神楽車。



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浜風になびく吹き流しがかっこえぇです。



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最後は西組花王車。



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海浜曳き下ろしが終わると道路を渡り宮入になります。
1番は東組宮本車。



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神社前の広場を3周回ります。



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そして最後は鳥居の前に据え置きます。



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続いて石橋組青龍車。



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勢いよく梶を切ります。
それにしてもえぇ勢いです!!



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続いて中切組力神車。



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ギャラリーの目の前をじわっじわっと曲がって行きます。



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こんな巨大な山車がうまいこと曲がるんですね~。



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続いて田中組神楽車。



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この頃になると1番に宮入した東組宮本車の人らが乱入しだし、3周ではなく軽く6周ぐらいになり、もっと曳きたい若い人らと3周で収めたい年配の人らの争いになることも…



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最後は西組花王車。



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花王車以外の人間は花王車に集中します。



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綱はもう1周行こうと、でも梶は鳥居前へ据えようと・・・。
なかなか見応えがあります。



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これにて全町宮入が終了しました。
・・・5台の山車が並びます。



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ここで彫物を見学。
以前から見たかった中切組力神車の力神。
知多半島ではお馴染みの立川流の彫物で、ふとん太鼓を新調する際わざわざこの力神を見に来るという話はちょこちょこ耳にします。



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もういっちょ!!
いやぁ~えぇ彫物です。



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黒檀など唐木をふんだんに使用した彫物は圧巻ですな。



これにて亀崎の地を後にすることにしました。
2年ぶりの知多半島半田の山車祭り・・・再発見がたくさんあった1日でした。

半田の山車祭りも亀崎の潮干祭がラスト、そしてGWで神戸のだんじり祭も終了、いよいよ夏に向かって動き始めます!

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東大阪、櫻井ふれあい祭り 2017

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毎年、母の日に行われる東大阪ふれあい祭り。
東花園では土曜日の前夜祭に花火があり日曜日にはふとん太鼓が出場します。
布施では足代のだんじりが曳行されます。

今年はちょっとだけ前夜祭の花火と日曜日の太鼓台を見て来ました。


5月13日(土)

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8時から行われる花火、それまで吉田周辺をウロウロ。
新家は太鼓を組んでる最中でした、バランス抜群!!



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続いては本郷。
なんとも珍しい横滑りに入れるタイプの小屋です。


他もちょこちょこ見て回りましたが残念ながら開いておらず・・・



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言うてる間に花火がスタート。
産業道路から見物!



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・・・って煙だらけやないかい!!!
煙はモクモクやわ、空から燃えかすが降ってくるわ・・・バイクもドロドロ…



5月14日(日)

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今日は太鼓台のパレード。
毎年吉田春日神社から全町(艮は出たり出なかったり)、津原神社から花園東町(いつもなら本町も出るのに)、大津神社からは町水走の太鼓台が出ます。
うぅん…正直何年か前まで出場する町は固定やったんですが、ここ最近ちょっと不安定気味…
今年は艮が小太鼓、川島が小地車でした。



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『艮、今年は大太鼓ちゃうんかぁ~』という声もちらほら聞く中、僕が見たかったのは小太鼓でした。
吉田春日の祭礼日は10月15.16日の固定である上、小太鼓は夕方で帰ってしまうので見れないんです…
大太鼓の先代の彫物を使用した小太鼓、彫師は玉井行陽・・・?高松彦四郎・・・?
それにしてもえぇ彫物!!



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こちらは川島の小地車。



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休憩が終わると担ぎ合い。
まずは下島太鼓台。



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下島から東花園まで結構距離がありますよね~。



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続いて東町太鼓台。
丸棒+杉の台棒、ベアリング無しやのによく房が揺れてました。
担ぎ方を変えたのかな?



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ここで発見!
この金物だらけの木鼻にこの虹梁、どっかで見たことあるなぁと思い・・・播州の屋台やん!と気付きました。
ちっちゃい頃から見てたのに気付かなかったです、まぁ播州の屋台工務店から購入した太鼓台なので屋台の一部が使われててもおかしくありませんね。
・・・正真正銘播州屋台の一部が使われた折衷型ですなっ( ̄▽ ̄)



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サセも決まってました!



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東花園からだいぶ山手に移動して縄手南小学校へ。
櫻井ふれあい祭りが開催され中太鼓と小太鼓が出場しました。



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中太鼓、太鼓正製です。



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小太鼓は地元の方の手作りかな?
こんなぐらいのサイズがいいねっ。



短い時間でしたが充実しました。
今週末はいよいよ百舌鳥本町と堀の町の入魂式です!

百舌鳥本町ふとん太鼓新調入魂式

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5月21日(日)
百舌鳥本町ふとん太鼓新調にあたり入魂式が行われました。
数年前から話題になっていた本町新調太鼓台。
噂によると総黒檀・・・『ほんまかいなぁ~』という気持ちもありながら今日という日を楽しみにしていました。

では今日の様子をご覧下さい!!



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祭りの時は的屋で賑わうお旅所は今日は駐車場と化してました。
階段の上の境内には新調太鼓台が・・・♪



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ドーン!!!!
三代目本町ふとん太鼓です。
まずは正面から、岸和田の井上工務店で新調されましたこの太鼓台。
・・・何と言っても特徴は総黒檀であるという事、バランスもええですね~。



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後ろから。
総黒檀・・・気になるのがやはり重さですよね。
総黒檀の本体に対してボテ(布団)をいかに軽くするか、ボテを軽くする事によって重心が下になるのでその分安定感があります。
太鼓を組む時、ボテ1段を2人で持ってたらしいのでボテ自体はかなり軽いと思います。



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お次はふとん締め。
刺繍は新居浜の金鱗にて制作され、ふとん太鼓業界では初めて・・・?
なんと厳ついふとん締め!!!



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新居浜の刺繍屋とあってあまり見かけない顔立ちです。



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ボリューミーですね。
小さい頃、出雲井鳥居の新調太鼓台のふとん締めを見た時は衝撃を受けましたが、このふとん締めもなかなかの衝撃でした。



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最後は彫物、彫師は木彫山本。
正面狭間は日本武尊野火の難。
この図柄を見た時、出雲井鳥居と同じ彫師、同じ図柄ですね。



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山本ワールド全開です。



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組物の隅には大きな龍の彫物、地車の隅出すを連想したのでしょうか?
・・・厳つい!!



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真向きの馬乗り、かっちょええです(^^)



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1番びっくりした彫物が、この勾欄合の獅子。
勾欄をがぶっと噛み付いています。
地車ではよく見る細工なんですが、太鼓台で見たのは初めてです。
・・・それにしてもよく黒檀をここまで彫り抜いたものです。。



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四本柱や土呂柱が黒檀の所はよく見ますが土呂台全てが黒檀。
土呂板はばってんで、彫物が入るよりばってんの方が強度が高いです。



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本町と言えば瓢箪、あちらこちらに瓢箪の意匠がありました。



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そして小太鼓も新調されました。
小太鼓でもめちゃめちゃ豪華です。



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小太鼓は欅も使われており、狭間の加藤清正も白木の彫物でした。



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時間になり担ぐ瞬間がやって来ました。
いよいよ肩を入れます。



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まずはイヤセ。



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歩き出すと共に見事に房が割れてました。



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境内を担ぎます。



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階段に差し掛かります。



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降りて行く時はかなりスピードが出ておりました。
それだけ重たなったということですね…



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階段を登ります。



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この時から新調小太鼓が練りに加わります。
普段赤畑町以外は大太鼓と宮入する事がないので本町などの大太鼓と小太鼓という組み合わせはなかなか珍しいかと。



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小太鼓はちょうど良い大きさでした。



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しっかり房が揺れてました!!



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そしてまたまた階段を降りて・・・。



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参道を担ぎます。
ただ見てて思ったのはふらつく場面が多かったという事。
やはり太鼓が変わると何もかも変わるのでこれまでの担ぎ方やと上手くいかないという事も出てくると思います。
・・・慣れるのに時間がかかるのは仕方ないですね。



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太鼓橋に差し掛かります。



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続いて小太鼓。



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ここから蔵へと帰るのでした。



いかがでしたか?
ふらつく場面もありましたが、初めて担ぐとは思えないぐらい勢いがありました!
ちなみに先代の大太鼓と小太鼓は蔵にて保存されているようです。

本町の皆様、太鼓台新調おめでとうございます。



新たに銘太鼓台が誕生しましたね。

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南寺方地車大阪天満宮奉納宮入

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5月28日(日)、守口市南寺方地車が新調記念という事で大阪天満宮へ宮入しました。
天神祭の際は催太鼓と市場地車講が天満宮へ宮入しますが、他の地車が宮入するのは戦後あったものの歴史的瞬間なのです。

大昔は大阪市内の地車、約100台近く天満宮へ宮入していた歴史もあるのでそう考えたらすごい事ですよね~。



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天神祭を約2ヶ月後に控えた大阪天満宮。
・・・既に地車講と南寺方の囃子の音が聞こえてきます。



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天満宮正面参道にドーンと構えるのは南寺方地車。
ゆっくりと天満宮へ曳行します。



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天満宮では地車講と太鼓中関係者がお出迎え。
一足早い天満囃子に大興奮です!!



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遠くから南寺方がやってきます。



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天満宮の大門をくぐります。



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歴史的な瞬間です。



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太鼓中、地車講、南寺方での手打ち。



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市場地車講と南寺方地車とのツーショット。
なかなかない光景です。



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平成28年に泉谷工務店で新調、厳つい地車です・・・。



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彫師は先日の本町と一緒、木彫山本。
大彫りなとこもあれば細かい彫りのとこもある・・・これがまた魅力的です。



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一方、地車講は寛永5年制作の南寺方とは対照的な地車。
三ツ屋根地車とも称されるこの地車、素晴らしいです。



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相野一門による彫物も素晴らしいですね。



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腰回りには太鼓台並みのごっつい組物が!
これがまたええんですわ!!



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記念撮影、この後は宮出となります。



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ゆっくりと参道を帰って行きます。



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ここでトレーラーにて搬送。
ここのシーンは・・・現代ですな。



歴史的瞬間に立ち会えることが出来て感無量でした。
昔からしたら普通の事が今となっては珍しい・・・時代の流れというのはこういう事でしょうか…

なんにせよ歴史的な行事でした。

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綱敷天満神社・東明八幡神社春祭り

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南寺方地車天満宮宮入の後は神戸へ。
GWを中心に行われます神戸のだんじり祭。
本山や岡本辺りの綺麗な街並みを曳行する姿、一方住吉の方に行くと荒々しい姿を見れる・・・これが神戸の魅力的なとこだと思います。

5月の終わり、神戸最後の祭りとなりました綱敷天満神社と東明八幡神社の春祭り。
数年前にも1度行ったことのある地区です。



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まずは綱敷天満神社春祭り。
この地区は2台の子ども地車が曳行され、手前は上石屋で奥が浜石屋です。



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上石屋による神社前での練り。



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浜石屋の子ども地車です。



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ここから渡御のスタート、先頭は浜石屋子ども地車です。



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渡御の最後は上石屋でした。



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続いて東明のだんじり。



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この地車、結構デカイです!!



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東明の子ども地車も居てました。
・・・子供が参加できる環境が整っている事はええ事ですよね。



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阪神高速と地車・・・似合わねぇ( ̄▽ ̄)



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神社前でのトバセ。
・・・勢いありました!!



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鳥居の前でシャントーセー。



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境内へ入ります。



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境内でのマワセです。



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ここまで見て東明を後にする事にしました。



もう早いもんで6月に入りました…
高安や平野、貝塚ではそろそろ祭ムード。
・・・早いですねぇ…


楽音寺はもう太鼓組んだそうですよっ。

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大竹、神立太鼓組み

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今日は昼から高安の大竹と神立へ行って来ました。
7月15日16日に行われる夏祭りに向けて準備が進められます。



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まずは大竹、小太鼓を組んでいる途中でした。
太鼓の写真撮らせてもらって良いですか?と聞くと快く受け入れて下さいました。



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ちゃんと狭間と木鼻に彫物が入ってます。
この素朴な感じが良いですね~。



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この小太鼓、石津川向から購入したそうですね…
提灯金具も三つ巴になってました。



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大太鼓は古墳前の広場で台棒組みの最中でした。
台棒と横棒の締め方・・・これによって担ぐコンディションが大きく変わります。
イコール太鼓の揺れ方が大きく変わってくるので、拘る方は自分が肩を入れる所は自分で締めるそうです。



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続いて神立。



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うん、安定のバランス。良きです。



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ふとん締めを付ける最中でした。
こうしてボテをガタッと上げてその隙間からふとん締めに付いている紐を通す作業。
この紐を通す作業をモタモタするとボテを上げてる人から怒られます・・・。



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ふとん締めは箱に入れてきちんと保管されてはります。
にしても、隠し額の獅噛が渋いっ!!



知り合いの方ともお話が出来てました。
また、ブログを見てるでと声を掛けて頂き短い時間でしたが、充実しました。
わいわいしてる所でタイムアップー!!
ここで東大阪へ帰ることにしました…

南寺方地車天満宮宮入に想う⑴

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先週の日曜日、南寺方地車が天満宮へ宮入し大きな話題になりました。



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天満宮へ違う氏子の地車が宮入するのは戦後2台目であり、今回の南寺方天満宮宮入は歴史的な瞬間となりました。

昔は大阪市内の地車を中心に100台近くの地車が天満宮へ宮入していたそうです。
・・・今となっては考えられない光景ですよね。



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この “氏神ではない神社へ宮入する” という事にはどのような意味があるのでしょか?
果たして “祭礼” という観点で見るとそれは行っても良い事なんでしょうか?




・・・そもそも祭礼というのは地域、あるいは村の氏子が氏神さんに五穀豊穣の祈願をする、または無病息災の祈願をする。
そこに村の氏子が賑やかにして神さんにお喜び頂く為に “神賑行事” という形で太鼓台や地車を曳いて賑やかにするのが今日に受け継がれている “祭り” というものなのです。

本来は村の氏神さんが祀られている神社へ宮入するのが大前提。




しかし “氏神ではない神社へ宮入する” という事は大昔 “枚岡神社” でも行われていました。



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▲現在の枚岡神社、鳥居の工事が行われております。



枚岡神社は河内國一宮であり、河内國全体の神さんと言っても過言ではありません。

その河内國一宮である枚岡神社に大昔、現在の氏子に加えて六万寺、横小路、善根寺、吉田、池島、福万寺、吉原、中新開が氏子だった時代があったそう。



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実際大昔に福万寺の地車(現在は布団太鼓)が宮入した記録が残っているそうです。
何処の…までは不明ですが、氏子ではない太鼓台や地車が宮入していた記録も残っているそうです。



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現在ではイベントの会場などで他地区の太鼓台や地車同士が顔を合わせるってことなんてよくある話。



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イベントでなくて祭りの際に他地区の太鼓台や地車が交流するのもよく見る光景。

でも氏神ではない神社へ宮入するという話はそう聞きません。

でも昔の枚岡神社では “河内國全体の神さんに太鼓台や地車を持って行ってお参りしていた” このような歴史もあったんです。


きっと昔の大阪でも格式の高い天満宮へ地車を持って行ってお参りしよう!という風潮があったはず。

しかし枚岡では近鉄奈良線の高架が出来てしまい宮入出来なくなったり、道路交通上天満宮へ地車を持って行くのが難しくなったりして何処の地区も地車を持って行かなくなったのでしょう…


村や地域、氏神の域を超えて格式の高い國全体の神さんへ太鼓台や地車と一緒にお参りする・・・おかしな事ではないですよね。




では一体、その頃の河内國の祭りはどのようなものだったのか?

次回へ続きます。

南寺方地車天満宮宮入に想う⑵

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大昔に大阪天満宮へ氏子ではない地車が宮入していた歴史がある、これは天満宮に限らず河内の枚岡神社でも行われていたという事を前回の記事で書きました。


さて、その頃の河内の祭りとは一体どのような様子だったのか・・・?
もう少し掘り下げてみたいと思います。




現在は中河内地域を中心に “ふとん太鼓” が中心ですが大正の頃までは “地車” が中心でした。



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大昔、枚岡も太鼓台はありませんでした。

横小路も地車でしたし、八尾市福万寺も地車、石切の日下に至っては地車を2台所有していたという記録も残っています。(実際町内の氷屋さんに地車の車板と思われる彫物が残っている)


これは大昔の堺でも同じ事が言えます。
堺でも明治頃までは地車が中心の祭礼でした。

というか、住吉大社を中心にして堺や住吉では◯丁目単位で地車を所有するぐらい地車が盛んだったのです。



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しかし明治29年に起きた地車騒動事件がきっかけで堺では地車を曳いてはいけないことになり、次々とふとん太鼓中心の祭礼になっていきました。

従って百舌鳥も旧市も大昔は地車でした。
そしてその大半の地車は河内長野へと流れてゆくのです。


また、堺から船で西日本各地へと広まりました。


その頃の堺の人達は何処でふとん太鼓という存在を知ったのか・・・?

ふとん太鼓は堺で生まれたのか・・・?



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一方、八尾高安では嘉永三年からふとん太鼓が存在していたそう。
・・・ものすごい歴史です。


という事は高安がふとん太鼓発祥の地?


よく言われてる話では河内(高安)か堺の2つの説。



話はそれてしまいましたが、大昔は何処も地車だったのです。
堺では地車騒動、枚岡では近鉄奈良線の高架が出来てしまった事により地車からふとん太鼓へ変わっていった・・・。



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しかし地車を手放さず現在でも所有している所もある。

河内地域における祭礼の特徴、それは “ふとん太鼓と地車が共存している” 所だと思います。



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堺では現在、ふとん太鼓と地車を所有している所がきっぱり分かれてしまってます。

住吉に至ってはもう廃絶してしまってるのが現実なのです。


しかし、河内では現在でも地車の文化が残っている所は多く存在します。



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たとえ地車が曳かれる事がなかったとしても地車があるというだけで地車文化があったという大きな証拠になります、レガシーになるのです。



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平成の時代になり新規でふとん太鼓を購入するという話もよく聞く話で、ふとん太鼓と地車の共存というのは河内地域における祭礼文化として大きな事なのです。


前回に引き続き長々と僕の思ってる事を綴らせていただきました。

間違ってる部分も多々あるかと思いますがご了承ください。





来月はもう7月、夏がやってきましたね。

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野東・野南地車制動テスト

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今年も夏祭りシーズン到来~!!
大阪府下数多くある夏祭りの中でも1番早く法被姿を見れるのはここ平野郷です。

例年なら野南だけ見るのですが、今年は野東もがっつり見て来ました。
個人的に毎年、野南の制動テストで本格的に夏祭りムードになるんですよねぇ~。



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まずは野堂東組。
鳴物は有りで私服での曳行、小屋の周りを軽く一周です。



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肩入れフェチの僕からすると、平野の地車のこのようなとこに魅力を感じます。



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駒に前梃子が入る音、そして独特の匂い…
あぁ、いいですね。



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野東は小屋に入り、ここで終了。



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続いて野南。
法被を着ての曳行、制動テストでも南港通りは一時通行止です。



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今年の野南は走る!走る!!走る!!!
めちゃめちゃ勢いありました。



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いいですね、本番さながらの曳行です。



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そら今年1発目の曳行ですもんね、気合も入りますわ・・・。



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ここから制動テストです。



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前梃子のタイヤ痕と駒跡・・・ゴムの焦げた匂いが漂います。



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雨の日を想定しての制動テスト。



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まいまいの練習です。



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制動テストが終わりまして、小屋へと戻ります。



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再び南港通りへ出てきてちょっとだけ遊びます。



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小屋へ帰ります。



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これにて制動テストは終了。
今年は野東も見れたので良かったです。



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